子育てに悩むママに伝えてほしい「発達障害がある子がハッピーに生きていくための能力」先輩ママからの伝言
ママと子どものハッピー応援!整体師 ふかやともこです。
この仕事を始めてから、仕事に育児に大忙しの現役ママさんたちにくわえて、
子どもが成長し、子育てから卒業した先輩ママたちのお話を聞ける機会が増えました。
そんな先輩ママさんから私にぜひ伝えておきたいと、貴重なお話を託されました。
「今のママたちは私たちの時よりも色々な情報が得られるから、便利だけど余計に悩んでしまうことも多いんじゃないかな?悩んでいるママがいたらぜひ伝えてあげてほしい」
今は大学も卒業して就職し、東京で彼女と二人で暮らしている息子さんのお話です。
「どうも色々なことができなくてオカシイと思っていたけど、俺って発達障害かもしれない」
息子さんは大学進学のために上京し、一人暮らしをしていた時に自分で気づいたと言います。
言われたお母さんも、思い返せば宇宙人かと思うくらい変わった子だった(笑)と。
・授業を聞かず、本ばかり読んでいる
・時間の感覚がなく、なにかに熱中するとご飯を食べることも忘れる
・明日の時間割をどこに書いたか忘れてしまうので、腕や帽子のツバなどに書かせておいた
などなど。。。とにかく、忘れ物ばかりでできないことが多い子だったけど、
ユーモアがあったので周りはみんな笑って許してくれたということです。
周りの子と比べたり、先生に言われることを気にせず、
おおらかに育てたお母さんがスゴイ!と私は思います。
教科書も集中して読むので成績は良かったという点もあるかとは思いますが、
大学に入ってからは絵ばかり描いていたので留年ばかり(笑)
掃除もできず、ご飯を食べることもすぐに忘れてしまうので、
生きていられるのか心配で、月に1度はお母さんが手伝いに行ったそうです。
それでも彼がずっと描き続けていた絵の才能を生かせる職場につけて、
サラリーマンになれたことは奇跡だ!と喜んでいるお母さん。
心配な生活面に関しても、しっかり者の彼女が一緒に住んでくれるようになって一安心だといいます。
子育てがひと段落した今、彼女が思う子育てで大事なことを教えてもらいました。
「子どもの邪魔をしないこと」 「できないことをできるようにするよりも、できない時に周りに助けてもらえる子にすること」う~ん、深いです。
「その子が本当に学びたいと思えば、自分で勉強するだろうけど、結局自分一人でできることなんて限られている。
それよりも、人に好かれたり、助けてもらえる能力があった方がその子にとって幸せだと思う。」
おっしゃるとおり!
先輩ママは一人ではできないことの多い息子さんを心配し、サポートし続けました。
自分がサポートできない学校では、誰に頼ったらいいのかを探してみつけ、彼をサポートしてくれるように頼んだと言います。
心配だからと言って、できないことを無理にできるように叱ったりはしなかった。
できなくて失敗した時も、面白いエピソードとして一緒に笑って過ごしてきた。
ここまでしてきた彼女は、本当にすごいなぁ。。。と思うわけですが、
結果として、周りに笑顔で助けてくれる人が集まるステキな男性に育っているわけです。
息子さんのことを、本当に楽しそうに幸せそうに話す彼女をみていると、
やっぱりハッピーは連鎖するんだなぁと思います。
息子さんがハッピーだと思うから、お母さんもハッピーなんだろうと。
お母さんがハッピーにしていたから、息子さんもハッピーでいられたんだろう。
息子さん本人が悩むこともあったと言いますが、強くなって乗り越えられたのも、
基本にママのハッピーがあったからだと思います。
少し周りの子と違うと、子育てに不安を感じてしまうママも多いかと思います。
そんなママたちに、先輩ママから託されたこのメッセージ。
「ママは子どもと一緒にいつもハッピーで過ごしてほしい」
私も肝に銘じておきたいです♡
ここまで読んでいただいて、本当にありがとうございました。